Tomie’s Cuisine 日本語でのレシピブログ2回目は2種類のフムスの作り方です。
2月に兄の結婚式で帰国していた際に作ったフムスが好評で何人かの方にレシピを聞かれたので、ここで紹介することにしました。(お待たせしました〜) いつも味を見ながら作っていて、レシピがなかったのでいい機会です。今回紹介するのはベーシックなフムスと、私の大好きなビビッドピンクで優しい甘さのビーツフムスです。
Read the English version of this post here
フムスとは?
フムス(Hummus)とは、茹でたひよこ豆、タヒニ (tahini)と呼ばれているねり胡麻、ニンニク、レモン汁、塩、オリーブオイルで作られたペースト状の食べ物で、主にディップとして野菜につけて食べたり、パンと楽しむレバノン、イスラエル、トルコ、パレスチナなどの中東・地中海東側沿岸(レバント地域)の広範囲で古くから食べられてきた伝統料理です。
私たちの住むイギリスや義実家のあるフランスではスーパーでも色々な種類のフムスが売られていて、私のお気に入りは、ビーツが入ったフムスです。
基本のフムスが作れるようになれば、ローストした人参、ビーツなどの季節のお野菜を一緒にペースト状にしたり、庭で育てているミントやディルなどのハーブを刻んで入れてみたり、まだ試したことは無いけど違う種類のお豆で作るのも楽しそうですよね。
フムスって体にいいの?

フムスには植物性のタンパク質、食物繊維が豊富で(お豆ですもんね)、さらにねり胡麻と、オリーブオイルなどのヘルシーな油を使うことで、良質な脂質を摂取することができます。また、季節のお野菜をフムスにディップして食べれば、より栄養価もアップして、季節も感じられていいですよね。おやつにも、おつまみにも最高です。
フムスの材料は日本でも揃う?
兄の結婚式の二次会で作るにあたって、イギリスから持っていこうかとも思ったのですが、全然心配することなく揃いました。愛知県にある実家の近所のスーパーで乾燥ひよこ豆も買えましたし、タヒニはねり胡麻で代用可能ですし、レモンは農協でワックスのかかっていない国産の物が買えました。
レシピ
材料

- 乾燥ひよこ豆 100g (茹で上がりが大体230gから240gほどになります。)
缶詰の水煮の場合固形量が大体240g
- タヒニ Tahini (ねり胡麻で代用可能) 35g (大さじ1.5くらい)
- 小さめニンニク 半片または一片
- レモン汁と皮 半分 (レモン汁は大体大さじ1)
- 塩 まずはひとつまみから。あとで足してください。
- オリーブオイル 40g (大さじ3)
私はコールドプレスの黄色い菜種油を使うこともよくあります。
- ビーツフムス用の新鮮なビーツまたは缶詰のビーツ 200g程度
道具
フードプロセッサー又はブレンダー
ゼスター
スパチュラ
作り方
私は乾燥ひよこ豆を使うので、ひよこ豆を戻すところから説明していきます。調理済みのひよこ豆を使われる方はフムスを作る工程まで飛ばしてください。
乾燥ひよこ豆を戻して煮る
- 乾燥ひよこ豆をささっと洗って、たっぷりの水に大体一晩浸しておきます。
- ひよこ豆が戻ったら、お鍋にひよこ豆とお水を入れて火にかけます。沸騰すると溢れるようになるので、溢れる前に火加減の調節をしながらお豆が柔らかくなるまで茹でます。結構しっかり茹でると、皮も柔らかくなってフムスの舌触りがよくなり、濾す必要が無くなりますし、何よりロスになりません。私の場合は大体1時間半ほどで煮えました。
- ひよこ豆が茹で上がったら、そのまま冷めるまで待ちます。(茹で汁はまだ捨てないでください。全ては使いませんが、フムスの硬さ調節用に取っておきます。)
ビーツのロースト

- よく洗ったビーツをオーブントレイの上に敷いたアルミホイル(包み焼きにするので、包める大きさで用意してください。) の上にのせます。ビーツが大きい場合は4等分にしてください。少し濡れていても大丈夫です。ニンニクも3片ほど皮を剥かずにのせます。
- オリーブオイルを回しかけて塩を振ってアルミホイルで包んで180から200度のオーブンで柔らかくなるまで蒸し焼きにします。(大体1時間ほどかかります。)
- 焼けたら少し冷ましてから皮を剥いて、葉元の硬いところも切り落とします。皮は少し包丁を入れて引くと簡単に剥けます。色素が強いので服につかないように気をつけてください。
- フードプロセッサーで回しやすいサイズにしておきます。ニンニクをむにゅっと潰すと柔らかくなった中身が出てきます。これもすごく美味しいので生のニンニクの代わりに使います。
時短したい方はビーツの缶詰で代用が可能です。(カルディや大型のイオンで売っているそうです。) 使う前によく水気を切っておいてください。
フムスの作り方






- ひよこ豆、ねり胡麻、すりおろしたニンニク、レモンの皮のすりおろし (お好みで)、レモン汁、塩を少々入れてまず撹拌します。ここでは完全に混ざっていなくてもOKです。
- ゴムベラで側面についたのを戻して、もう一度撹拌させます。

- フードプロセッサーやブレンダーが作動中にオイルを入れられるところがあるものをお持ちの方は、作動中に少しずつオイルを入れてください。(実家のフードプロセッサーはこのタイプ。)マヨネーズを作るときのように。
そうで無い方は (私も含め)、オイルを入れて撹拌させてください。多少の違いはあると思いますが、美味しいことには変わりはないので大丈夫です。その都度止めて、ゴムベラでサイドを綺麗にして、全体が滑らかになるまで撹拌します。
ビーツフムスの場合はここで調理済みのビーツを入れて撹拌します。
- ここあたりで混ざりにくいと思うので、残しておいたひよこ豆の煮汁を少しずつ加えて硬さを調整します。(大体大さじ1から大さじ2程度)

- 時々味を見て、塩を足して味を締めたり、もう少しマイルドがよければねり胡麻を足したり、酸っぱさが足りない場合はレモン、もっとパンチが欲しい時はニンニクを足したり (これは足しすぎ注意ですね。そのあとしばらく人に会えなくなっちゃう)。


- 清潔な容器に移して冷蔵庫で3日くらいを目安に楽しんでください。
フムスの食べ方


- 季節のお野菜とスナックとして。
- 付け合わせのお野菜の添え物として。
- トルティーヤラップやフラットブレッドに広げて野菜やお肉と一緒に。
- サワードウパンに塗って。
最後に

一見難しそうに見えても、材料さえ揃えばフードプロセッサーで混ぜるだけ。おうちで手作りするフムスは、できたてのフレッシュ感や自分好みの味付けを楽しめるのが一番の魅力です。
この記事をきっかけに、「ちょっと作ってみようかな」「意外と簡単そう!」と、フムスに興味を持っていただけたらとても嬉しいです。自分好みのアレンジを見つけて、毎日の食卓を楽しんでみてくださいね。
このレシピを試してみたり、質問がある場合は、インスタグラム、Pinterest、FacebookページのコメントまたはDMでお知らせください。皆さんの作ったフムスを見るのを楽しみにしています!
日本語でのレシピやブログのご要望があれば載せていくので、よろしければニュースレター(英語)の無料購読もよろしくお願いします。

